CG制作現場における中国人のマネジメント(序文)

china_title 2006年から中国に通うようになり、4~5年の実務経験を経た頃に、アジアITビジネス研究会より講演の依頼を頂きました。中国の一部分しか見ていなかったため、あくまでも自分自身の経験談として・・・ということで資料をまとめてお話をさせて頂きました。
その際、講演の冒頭で「中国ビジネスを読み解くカギ」として、以下のふたつのキーワードを紹介しました。

  1. Diversity 多様性 ・・・ 相手との違いを受け容れて、お互いに尊敬の念を持つ。
  2. Media literacy メディアリテラシー(Journalism ジャーナリズム?)・・・ 表面的な印象に捉われず、背景にある本質を読み解く。

その後も中国ビジネスの現場で似たようなトラブルを繰り返し見聞する中で、自分がまとめた内容はそれなりに的を得ていたと再認識して、関係者と共有する機会がありました。

昨年は尖閣諸島を巡る領土問題で反日デモがあり、その狭間で相互理解の乏しさを残念に感じながら、双方に訴えたいことが多々ありました。俯瞰的に考えれば、それは日中間に限った問題ではなく、多国籍ビジネスでは常に同様の課題に直面するものだと感じています。
他にも日米の共同制作や、日中米の合作プロジェクトに参加した経験も踏まえて、当時の講演資料を解説する形で内容を紹介させて頂こうと思います。

中国で長期出張や現地駐在などをされている方、また海外ビジネスに果敢にチャレンジされている方のお役に立てれば幸いです。(2013.02.01.掲載)