まとめ:中国人でも、話せば分かる!

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偉そうに説明してきましたが、実際は中国人スタッフと衝突して口論になったり、教育ビジネスでクレーム騒動が起きて、大勢の中国人に囲まれて罵声を浴びたりもしました。なので、これまで常にうまくいっていたわけではありません。
ただ、同じような経験は日本でも過去に散々してきて、コミュニケーションを取って解決の努力をするしかなかった・・・それが中国では、相手が中国人になるのは当たり前・・・というスタンスで取り組んできました。トラブルの相手が中国人であっても、感情的なやり取りを避けて思い込みや誤解を解けば、やがて事態は沈静化して信頼関係が芽生えます。結果的に「目線合わせが足りていなかった」というケースがほとんどなのです。

これも制作の修正作業と同じで、何かトラブルが発生してからフォローに労力を費やすか、事前の目線合わせに労力を割いておくか、というマネジメントの姿勢の問題です。

また、中国ビジネスといえば「酒」ということで(笑)、確かに重要な要素ですが、

1.責任や権限の明確化(ルール、方針)
2.円滑な関係づくり(親睦、呑みにゅけーしょん)

当然ながらこの順番でマネジメントしないと、潜在的な不満が何かの機会に必ず噴出してしまいます。客観的には、欧米式のロジカルなマネジメント手法の方が中国人とは相性が良いと感じます。一方では日本式な家族経営も人心掌握に効果的なので、まさに「和魂洋才」のアプローチが最適なのだと思います。

相手と理解し合えないケースは日本人同士でもあります。だからこそ「中国人でも、話せば分かる!」と信じたい、そう考えると中国人とはいえ一緒にやっていける人も多いのが事実で、こちらが相手を選んで「話せば分かる」中国人と付き合っていけばいいのです。

むしろ日本サイドから「現地の事情など関係ない」と冷たく突き放されたこともありますが・・・そういった状況で苦労している時に現地でサポートしてくれ、ついてきてくれたのは中国人スタッフでした。信頼できる中国人に囲まれながら「話の通じない日本人よりも仕事がやりやすい」と感じたことがあるのは事実です。

自分自身の実感としては「話の通じない日本人よりも、話の通じる中国人!」なのです。
苦労されている方からは異論もありそうですが、このような観点で接していれば中国人ともストレスを溜めずに自然体で付き合えると思います。

chugoku